物件資料と契約関係を確認する甲斐伸明弁護士

UNAUTHORIZED SUBLEASE

承諾なく勝手にサブリースされているとお悩みの方へ

まず、誰と誰の間にどの契約があり、オーナーが何を承諾し、管理会社などにどこまで権限を与えたかを確認する必要があります。入居者への対応を始める前に、契約関係と占有の経緯を整理しましょう。

「承諾していない」だけで結論を急がないでください

民法は賃借人による転貸に原則として賃貸人の承諾を求めていますが、解除や入居者への対応が常に同じ結論になるわけではありません。契約条項、代理・委任の範囲、承諾と評価され得る言動、転貸の実態、当事者間の信頼関係などを個別に確認する必要があります。

REVIEW POINTS

弁護士に相談する前に確認したいポイント

表面的な名称ではなく、所有者・管理会社・転貸人・入居者の契約と権限を一つずつ確認します。

契約関係と当事者

所有者、元の借主、管理会社、転貸人、実際の入居者が誰かを資料と入出金から整理します。

承諾・代理権の範囲

転貸承諾条項、募集・契約締結権限、委任状、過去のやり取りや承認の有無を確認します。

転貸と占有の実態

いつから誰が使用し、誰に賃料を払い、鍵や修繕、入退去を誰が管理しているかを確認します。

通知・交渉の経緯

判明後に誰へ何を伝え、相手がどう回答したか、解除や是正の通知が既にあるかを確認します。

DOCUMENTS

確認に役立つ資料

すべて揃っていなくても問い合わせできます。手元にある資料を消去・廃棄せず、時系列が分かる状態で保管してください。

  • 登記事項証明書・売買契約書など所有関係が分かる資料
  • 賃貸借・マスターリース・サブリース・管理委託契約書
  • 委任状・転貸承諾書・入居申込書・鍵の受渡記録
  • 入居者、管理会社、サブリース会社とのメール・メッセージ
  • 賃料の請求書・送金明細・管理報告書
  • 現地の使用状況、表札、郵便物、募集広告などが分かる記録

PROCESS

問い合わせから事前案内まで

STEP 01

契約関係を整理して問い合わせ

所有者、管理会社、借主・転貸人、実際の入居者と、それぞれの契約や連絡状況を分かる範囲でお知らせください。

STEP 02

弁護士判断の上で事前案内

資料と経緯を確認し、サブリース弁護士相談ナビが解決の可能性やWeb面談に進む目安をご案内します。

STEP 03

案内後に相談を進めるか判断

案内を確認後、ご自身で相談を進めるか決められます。進まない場合、事前問い合わせの費用はかかりません。

FAQ

よくある質問

Q.承諾していない転貸があれば、必ず契約を解除できますか?

A.必ず解除できるとは限りません。契約書に転貸の承諾が含まれていないか、誰にどの範囲の権限を与えたか、転貸の実態、当事者間の信頼関係やこれまでの経緯などを個別に確認する必要があります。

Q.入居者にすぐ退去を求めてもよいですか?

A.入居者との関係や転貸借の効力、契約関係によって対応が異なります。事実関係が未確認のまま鍵交換やライフライン停止などを行わず、まず契約書と占有の経緯を確認してください。

Q.サブリース契約書に署名した覚えがありません。何を集めればよいですか?

A.所有権が分かる資料、賃貸借・管理委託・代理に関する書類、入居者情報、賃料の入出金、メールや録音、署名・押印された書類の写しなどを保管してください。

Q.管理会社に募集や契約を任せていました。それでも無断転貸になりますか?

A.委任・代理権の範囲や契約書の文言、過去の承認、実際に行われた契約内容を確認しなければ判断できません。『管理を任せた』という事実だけで一律には決まりません。

Q.問い合わせをしたら、必ず弁護士とのWeb面談に進みますか?

A.いいえ。弁護士判断の上、サブリース弁護士相談ナビが解決の可能性やWeb面談に進む目安をご案内します。案内後に相談を進めるか判断でき、進まない場合の事前問い合わせは0円です。

契約と権限の関係を整理して対応を検討します

入居者や相手方への対応を急ぐ前に、契約書、承諾・委任の範囲、転貸の実態を確認して、対応可能性を整理します。

無料で事前問い合わせをする

問い合わせ後、案内を確認してから相談を進めるか判断できます。